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イニシャルに悩むアメリカ南部の人たち

アメリカ南部には、他の地域とは異なった独特の文化がある。

下記の記事でも紹介したが、コカコーラにピーナッツを入れて飲む(食べる)のも、その内の1つだ。

 

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そして、南部に人にとって避けられないものに「モノグラム(monogram)」というものがある。

 

モノグラムとは

モノグラムとは、簡単にいえばイニシャルのことである。もっと厳密にいうと、名前のイニシャルを凝ったデザインにして刺繍することである。

例えば、プロ野球の読売ジャイアンツは読売(Yomiuri)の「Y」とジャイアンツ(Giants)の「G」を合わせたものを帽子などに付けているが、それがモノグラムである。

 

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阪神タイガースも「H」と「T」を使ったモノグラムを使用している。また、ファッションブランドのルイヴィトンも「Louis Vuitton」の「L」を「V」を使ったモノグラムで有名だ。

アパレルのL.L.Beanは、商品を購入する際にモノグラムのサービスをしている。

 

L.L. Beanの購入した商品にモノグラムを刺繍するサービス

L.L. Beanのモノグラム

 

モノグラムが重要なアメリカ南部

アメリカ南部では、バッグをはじめ、いろいろな物にイニシャルを刺繍する文化があり、良いデザインのモノグラムを競ったりする。

そのため、イニシャルは結構大切なのだ。

アメリカ人はミドルネームを持っている場合が多いので、イニシャルは3文字になる。イニシャルが3文字となると、イニシャルを並べると言葉として意味を持つケースもでてくる。

もしイニシャルを並べた3文字が変な意味になってしまうと、モノグラムの文化を持つアメリカ南部の人たちにとっては大変である。ある意味死活問題になってしまう。

アメリカ南部でモノグラムがいかに重要かが分かる動画を紹介してみたい。 

 

変なイニシャルに悩まされるアメリカ南部の人々

結婚で姓が変わると最悪のイニシャルになる女性

下の動画は、結婚して姓が変わった時のイニシャルを想像してしまうというものだ。

当初、男性からプロポーズをされた女性はとても喜ぶのだが、結婚後は「DIE」というイニシャルになることを知り、半狂乱になってしまう。

もちろん「DIE」は「死ぬ」という意味だ。

 

 

イニシャルで悩む人たちが支えあうグループ

まるで依存症の自助グループのように、変なイニシャルで悩む人同士で支えあうというのが下の動画である。

上の動画の2人は、この番組では夫婦の設定なので、この女性のイニシャルは「DIE」になってしまい、イニシャルで悩む人々の会に出席している。

この動画では「DIE」以外にも、いろいろなイニシャルが出てくるので面白い。

最初の人のイニシャルは「DUI」で、これは「Driving Under the Influence」のことを表している。日本語に直訳すると「(何らかの)影響下での運転」だが、ずばり「飲酒運転」のことである。

自分のイニシャルが「飲酒運転」だったら、そりゃ誰でも嫌だろう。

最後の人のイニシャルにはぼかしが入っているが、彼女は自分の名前を「Ashley Sarah Sanders」と言っている。つまり、イニシャルは「ASS」である。

ぼかしを入れなければならないほどの単語である。興味がある人は意味を調べてみてほしい。

Ashley Sarah Sandersのイニシャルで、他の人が「さすがにこれはないわ…」という顔をするのが面白い。

 

 

最悪なイニシャル

上の動画に出てくるイニシャル以外にも、変なイニシャルというのはたくさんある。

そのようなイニシャルをまとめたものが「最悪のイニシャル」と題された下の記事である。 

 

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やはり、イニシャルが3文字となると多くの単語や略語があり、最悪のイニシャルになる人も多そうな気がする。

「MAD」や「SAD」「CRY」程度なら笑い話にもなるだろうが、「ASS」を始めとする本当に最悪のイニシャルは勘弁という感じだ。