白川郷は合掌造りの集落で有名だが、毎年1月中旬から2月中旬にかけてライトアップが行われる。集落内の家の明かりが一斉に灯り、一部の建物ではライトがあてられるというものだ。
ライトアップの時期、白川郷では雪が積もっており、幻想的な光景となる。雪の積もった茅葺屋根の家が本当にきれいだ。
ここでは白川郷ライトアップの時の様子や注意点を紹介してみたい。
白川郷ライトアップへはツアーで参加
白川郷のライトアップを見るには、基本的にツアーに参加することになる。これが1番楽だ。
自家用車で行けないこともないが、茅葺の家の集落に近い駐車場はバス専用となり、自家用車やタクシーでいった場合、ちょっと離れた駐車場を利用することになる。
また、ライトアップ当日は交通規制もあり、白川郷周辺に精通していないと車の運転は厄介だろう。
このような理由もあり、初めてライトアップに行くならツアーがおすすめである。
高山まで行き、そこから白川郷を目指す場合は、あらかじめバスを予約しておかなければならない。この場合、往復の料金等をパックにしたツアーバスを濃飛バスが売り出すので、これを購入しておくことになる。
このバスのパックは、白川郷ライトアップの時期に近づくと濃飛バスのウェブサイトで購入できるようになる。
濃飛バス公式サイト Enjoy your trip by Nohi Bus
激混みの白川郷
ライトアップの日の白川郷は、もう大変である。何が大変かというと尋常でないくらい人が多いのだ。
高山からバスで白川郷に着くと、そこはバス専用駐車場となっている。そこでバスを降り、歩いて集落へ向かうが、途中に「せせらぎ橋」というつり橋を渡らなくてはならない。
下の写真はライトアップ時のものではなく、春に撮ったせせらぎ橋であるが、ライトアップ当日、このつり橋は満員電車のような状態になる。
ただでさえ揺れるつり橋である。1度に大勢の人が乗れば、一層揺れが大きい。明るい内はいいが、辺りが暗くなるとつまづいて川に落ちてしまわないか心配になるほどだ。
また、せせらぎ橋を渡り集落に入っても、中心部は非常に混み、移動がままならい。ライトアップのビュースポットはたくさんあるので、さっさと中心部から離れた方がいいだろう。
特に展望台に行く場合はかなり離れているので、素早い行動をした方が得策である。
白川郷ライトアップ時の注意点
懐中電灯は必須
ライトアップといっても都会のキラキラとしたネオンとは違う。
日が暮れると茅葺屋根の家はライトアップされているが、その周辺を少しでも離れると辺りは真っ暗である。しかも雪が積もっているので、足をとられたり、滑らないように注意が必要だ。
暗いうえに雪が積もっているので、集落内を歩く際は足元に注意したい。
こんな時、懐中電灯があると便利である。暗い雪道に光を照らすだけで、かなり歩きやすくなる。
白川郷ライトアップに行く場合は、是非とも懐中電灯を持って行くことをおすすめする。
また、帰りはバスが出発する駐車場に戻るわけであるが、再びせせらぎ橋を渡らなくてはならない。行きも大変だが、帰りはもっと大変である。人が多く、つり橋が揺れ、その上暗いのだから。
こんな時も懐中電灯があれば重宝する。足元を照らせば、多少は恐怖心も和らぐはずである。
帰りのバスに遅れないこと
もう1つ重要なことは、帰りのバスの出発時刻に遅れないことである。最悪、雪の中で野宿することになる。
また、白川郷の駐車場には数多くのバスが止まっている。自分が乗るべきバスをスムーズに探せるよう、駐車位置を確認しておこう。
白川郷ライトアップ時のバスは、正面に「○○ツアー×号車」などの案内が掲げられているはずだ。
白川郷に到着後、バスから降りたらその案内を確認し、しっかりと頭に叩き込んでおくことが重要だ。できればナンバープレートも覚えておいた方がいいだろう。
頭に叩き込んだつもりでも数時間後には忘れてしまう可能性もあるので、スマホで写真を撮るのがおすすめだ。
それぞれの季節を楽しめる白川郷
白川郷のライトアップに行ってみたいと思う方も多いと思うが、これは1度行っておくべき。でも行くのは1度だけ。1度だけでいいと思う。
別に白川郷を卑下しているわけではない。ライトアップされてない時の白川郷もいいですよ、ということを言いたいのである。
ライトアップされた白川郷もいいが、それ以外の季節でもとても魅力的だ。
春には白川郷の集落内に花が咲き、緑に囲まれた茅葺の家の集落がとても和む。桜も咲いているのでお花見もできる。
白川郷ライトアップの様子を紹介してみたが、ライトアップの時以外も素晴らしいので、それぞれの季節を楽しめる。
ライトアップの時期にこだわらず、機会があれば是非1度足を運んでみることをおすすめする。