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タイ語で「屁をこく」は何と言うのか?

Skypeでのタイ語のレッスンを受けた時に、とある講師がタイ語の勉強にも役に立つと教えてくれたサイトがあった。

いつも冷静なチュラロンコーン大学の日本語学科の彼女が、少々興奮気味に教えてくれたのが「j-doradic」というウェブサイトだ。

きっとタイ語の勉強にも役に立つと思うよ!

 

タイ人の日本語学習サイト  j-doradic

彼女が教えてくれたのは、下記の「www.j-doradic.com」というウェブサイトである。

 

ดิกไทย-ญี่ปุ่น ดิกญี่ปุ่น-ไทย ออนไลน์ : J-Doradic.Com

 

このウェブサイトは、日本語を勉強しているタイ人が作ったサイトで、日本語の新語などの辞書機能がある。

日本のタイ語学習者にとっても、結構面白いサイトだ。タイ語のサイトであるが、Googleで翻訳すれば、書かれていることはなんとなく分かるだろう。

なぜ「www.j-doradic.com」を知ったのか、その講師である彼女に聞いてみたのだが、なぜか知らないが「屁」という語で検索したらしい。

そして、彼女は「屁」の意味を知ったらしい。

『屁をこく』なんて日本語、知らなかった~

と興奮気味に話していた。

チュラロンコーン大学の日本語学科では現代日本語を勉強するだけではなく、源氏物語を原文で読むカリキュラムもある。源氏物語を読むことをすすめられたこともあるが、まさか外国人から源氏物語をおすすめされるとは思いもしなかったものだ。

源氏物語は面白いですよ!

そんなチュラロンコーン大学の才女は、タイ語を勉強している日本人に「屁をこく」と言う恥ずかしさよりも、「屁をこく」という日本語を発見した知的興奮が抑えられなかったのであろう。

 

「屁をこく」をタイ語で表現すると…

まずは女性講師を感動させた「屁」をwww.j-doradic.comで検索してみると、いくつかの結果が表示された。

「屁(へ)」、「放屁(ほうひ)」、「屁を放く(へをこく)」、「屁理屈(へりくつ)」、そして「屁理屈を言う(へりくつをいう)」などなど。 

 

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「屁を放く」の「放く」は、間違えではないのかと思い調べてみると、もともとは「放く(こく)」と書いていたようだ。

ちなみに「屁」は、タイ語で「การผายลม(カーン・パーイ・ロム)」で、「屁をこく」は、「ปล่อยตด(プロイ・トット)」あるいは「ผายลม(パーイ・ロム)」と表現するようだ。

日本語で「おならをする」と「屁をこく」では、だいぶニュアンスが違うが、一般的に使用される「ผายลม(パーイ・ロム)」よりは「ปล่อยตด(プロイ・トット)」の方が下品な言い回しのように思える。

最も、これらの語を使う機会があるかどうかは分からないが。

いずれにせよ、このサイトはタイ語中級者以上の方には便利だと思う。 

 

タイ人が足の太い女性を見たら思い浮かべるもの

「屁をこく」に知的感動を覚えた女性講師であるが、「ふくらはぎが太い」という表現の話題になった。

「ふくらはぎが太い」は、タイ語で「น่องใหญ่(ノーン・ヤイ)」である。日本語に訳せば「太い足」で、それ以上でも以下でもない。

日本語では、ふくらはぎが太いことを「大根足」と教えた。「英語で『ラディツシュ』のこと」と。

彼女は、タイ語で「大根足」のことを「ノーン・ヤイ・ムワン・カー・ト・サヌック」と表現することを教えてくれた。

「ノーン・ヤイ・ムワン・カー・ト・サヌック」をタイプしてもらうと「น่องใหญ่เหมือนขาโต๊ะสนุ๊ก」だった。

ちょっと「โต๊ะสนุ๊ก」が分からないので参照のURLを送ってくれたが、そこに現れたのはスヌーカーのテーブルの画像だった。

 

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スヌーカーのテーブル

 

สนุ๊ก(サヌック)は、スヌーカーのことだった。タイ、特にバンコクでは外国人を中心にスヌーカーが人気だ。そのためスヌーカーのテーブルを置くバーなどが多くある。詳しくはないのだが、ビリヤードに似ているが、ちょっと違うらしい。

スヌーカーにしてもビリヤードにしても、テーブルの脚は太そうだ。それで太い足のことを「スヌーカーの台の脚のような足」と表現するのだろう。結構、いいセンスではないか。

しかし、彼女からは念を押された。

「น่องใหญ่เหมือนขาโต๊ะสนุ๊ก」はหยาบคาย(とても下品で失礼)なので言っちゃだめですよ!

しかし、画像を検索すると「大根足」とは違う感じもする。日本語の「大根足」は男性に対しては使わないが、画像を検索するとタイ語の「スヌーカーの台の脚のような足」は、どちらかというとたくましい足のイメージがする。

体を鍛えている男性の脚に対しても「スヌーカーの台の脚のような足」という表現を使っているようなのだ。

しかし、太い足の女性を見てもスヌーカーのテーブルを思い浮かべるだけにしておこう。決して声に出さないよう気をつけた方がいいのかもしれない。