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【フィンランド】電車やバスの予約は早め早めに

ヨーロッパでは一部の国を除き、長距離列車やバスの料金は航空券方式である。つまり、キャンセルができない等の制限が付くものの、早く購入すれば大幅な割引料金で鉄道などを利用することができる。

このような制度を利用すると、イタリアや、ドイツ、フランスなどでは、セカンドクラス(2等座席)よりも安くファーストクラス(1等座席)に乗れることもある。

これはフィンランドも同様である。

 

早めにVRを予約するメリット

フィンランドでは列車はVRにより運行されており、下記のウェブサイトから予約できる。 

 

VR train tickets online. Search timetables and buy tickets - VR

 

ここではヘルシンキ(Helsinki)からムーミン博物館のあるタンペレ(Tampere)までの列車を例に、列車の早期予約、チケットの早期購入により料金がどれほど変動するかを説明したいと思う。

 

前日に列車の予約をする場合

ヘルシンキからタンペレまで2018年7月12日に乗車したいとする。そして、前日にその列車を予約すると仮定する。

VRのウェブサイトではFROMに「Helsinki」、TOに「Tampere」と入力する。サジェスト機能があるので、どちらの駅も途中まで入力すると候補となる駅名が表示される。

続いてDEPARTUREを乗車日である「12.07.2018」にし、出発する時刻を入力する。そして、SEARCH TRIPSをクリックする。

 

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鉄道の予約画面

 

すると乗車可能な列車とその料金が表示される。乗車希望日の前日には、9時14分ヘルシンキ発、10時56分タンペレ着の列車が21ユーロで予約できる。

ヘルシンキからタンペレへの日帰り旅行の出発時間としてはいい時間だ。

 

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翌日の検索結果

 

2か月前に列車の予約をする場合

次に乗車希望日が9月12日の場合を検索してみる。約2ヶ月後の乗車である。前日に予約する場合と同様に列車を検索してみると、下記のような結果となる。

ここでは9時41分ヘルシンキ発、10時56分タンペレ着の列車が8.9ユーロで予約できる。乗車日の前日に予約する場合と比べて半額以下で列車を利用できるということで、かなりの割引となる。

 

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2ヶ月後の検索結果

 

VRは130日前から予約可能

それでは、フィンランドの列車のチケットは何日前から購入できるのだろうか?VRのウェブサイトにはこう記載されている。

 

Tickets can be bought for travel earliest 130 days before travel. Tickets for trains to and from Russia may be booked earliest 60 days before departure.

 

「チケットは乗車日の130日前から購入できる。ただし、ロシア行き、またはロシア発のチケットは60日前から購入できる」とある。

フィンランド国内で列車を利用するなら乗車日から130日前から列車の予約とチケット購入が可能である。

上記のことから分かるように、早めに列車を予約し、チケットを購入すると割安な価格で列車を利用できる。フィンランド旅行の旅程が決まり、列車を利用するようなら早く列車のチケットを購入するといいだろう。
 

ヘルシンキ発ポルヴォー行きのバスの料金

ヘルシンキから少し離れた所にポルヴォー(Porvoo)という街がある。ヘルシンキからバスで約1時間ほどの古い街で、観光客にも人気がある。

ヘルシンキからポルヴォーを巡るツアーに参加しないのなら、通常はヘルシンキのバスターミナルからバスに乗り、ポルヴォーへ向かうことになる。

このポルヴォー行きのバスは、下記のウェブサイトから事前に予約できる。

 

By bus

 

ここでも列車同様、予約・購入日による料金の違いを確認してみることにする。

 

前日に予約する場合

ヘルシンキのバスターミナルから8時くらいにポルヴォーに向かうバスに乗るとしよう。するとヘルシンキを8時に出発するバスの料金が3.2ユーロということが分かる。

出発時間によりバスの料金に違いがあるが、少なくともヘルシンキを8時に出発するバスは高い値段に設定されており、比較的人気が高い便と想定できる。

 

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翌日の検索結果


2週間前に予約する場合

ヘルシンキ発ポルヴォー行きのバスを2週間前に予約する場合、下記のように2ユーロで済む。

前日に予約・購入する場合に比べて1.2ユーロの割引である。物価の高い北欧では1.2ユーロ程度は誤差の範囲と、お金に対する感覚が麻痺するかもしれないが、割引率で考えると大幅な割引であることは確かである。

 

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2週間後の検索結果

 

フィンランドでの交通費節約は早めの予約がポイント

ヨーロッパでは一部の国を除いて、一般的に交通費が高いものである。しかし、その高額な交通費は割引なしの正規の価額の料金だ。

ユーレイルパスなどの乗り放題のチケットを利用するほど移動が多いのなら、そのようなチケットを買うのが正しい選択である。そうでないなら、電車・バス等の交通機関の予約や購入は早めにすることが旅行中の交通費の節約になる場合が多い。

とは言っても、チケットを早く購入することは割引が大きい分、non-refund(交通機関を利用しなくても返金はないこと)などのリスクも生じることは頭に入れておこう。旅程が固まってから移動に利用する交通機関の予約・購入することがポイントである。