ざきログ

Zakki Log - つらつらと、気になることを綴ってみます -

チェンマイでおすすめのマッサージ屋さん

昔はチェンマイでタイ式マッサージの店を見つけるのは容易なことではなかった。バンコクに比べると、その数はあまりにも少なかったからだ。

今ではナイトバザール周辺を中心に、あちこちでマッサージ店を見かけることができる。マッサージ店が増加すればマッサージの質は落ちてくる。きちんとしたマッサージの技術を持たない者が参入してくるからだ。一時期のバンコクもそうだった。

マッサージ師は女性が多いが、もしマッサージ師を選べるなら、ある程度年が行っている人の方がいいだろう。マッサージが上手い確率が高いからだ。

マッサージ店を選ぶ際に言えるのは、若くて派手な女性が客引きをしていて、店の中が見えないような所は避けるべきである。そのような店では、マッサージの技術が低い場合が多いからだ。

マッサージを受けるなら、ガラス越しにマッサージをしている姿が見えて、おばさんが多いマッサージ店がおすすめである。

それでは、数あるチェンマイのマッサージ屋さんの中で、是非おすすめしたい2軒のお店を紹介してみたい。

 

 

ワット・マハワンの敷地にあるマッサージ店

入口が分かりにくいお寺

ワット・マハワン(Wat Mahawan, Mahawan Temple)はターペー通り沿いにあり、ターペー門からチェンマイ駅の方に向かって右側にあるお寺だ。

入口がかなり狭いので分かりにくいかもしれないが、注意して歩けばお寺の看板に気付くはず。

 

チェンマイにあるワット・マハワンと境内にあるマッサージ店の看板

ワット・マハワン

 

ワット・マハワンの敷地は広くはないが、美しい純白の仏塔がある寺だ。入口が分かりにくいせいか、訪れる人も多くはない。

このお寺にマッサージ屋さんがある。

 

おすすめはフットマッサージ

このマッサージ屋さんでのおすすめはフットマッサージ。フットマッサージは、マッサージ屋さんの建物の軒下で受けるが、椅子に座ると純白の仏塔がちらちらと見える。

お寺の入り口が狭いため、敷地内は閉じた空間となる。しばしの間、チェンマイの市中にありながら喧騒から逃れることができます。純白の仏塔を眺めながら受けるマッサージは、とても心地が良い。

 

チェンマイにあるワット・マハワンと境内にあるマッサージ店の看板

マッサージ店の看板

 

チェンマイ女性矯正施設のマッサージ店

マッサージを受けるには受付へ

チェンマイ女性矯正施設(Chiang mai Women Correctional Institution Vocational Center)は、出所間近の女性の服役囚が社会復帰のために職業訓練を行う施設である。

つまり、マッサージ師は刑務所に入っている女性の囚人ということだ。

 

チェンマイ女性矯正施設(Chiang mai Women Correctional Institution Vocational Center)内にある人気のあるマッサージ店の看板

チェンマイ女性矯正施設の看板

 

女性の服役囚と言っても、いたって普通の女性である。しかも、出所間近ということもあり、結構明るい雰囲気だ。そして、手に職をつけ、社会復帰することを念頭に、懇切丁寧にマッサージをしてくれるのが特徴と言える。

ここでマッサージを受けるには、まず建物の1階で受付をする。受付を担当するのは女性の刑務官で、皆それらしき制服を着用しているのですぐに分かるはずである。

刑務官から番号札をもらい、マッサージを受ける時間が指定される。指定された時間になると番号が呼ばれ、店内に入るというシステムだ。

 

チェンマイ女性矯正施設(Chiang mai Women Correctional Institution Vocational Center)内にある人気のあるマッサージ店

マッサージ店の受付

 

マッサージを受ける際の注意事項

チェンマイ女性矯正施設でマッサージを受ける際には、注意すべきことがある。

  1. 事前に予約はできない
  2. 支店はない
  3. 服役囚の撮影は禁止
  4. 騒がない

2番目の「支店はない」というのは、同じような名称のマッサージ店があっても、それは偽物ということを意味しているものと思われる。受刑者の更生を目的とした施設なので市中のマッサージ店とは異なり、多少厳しくなっている。

 

チェンマイ女性矯正施設(Chiang mai Women Correctional Institution Vocational Center)内にあるマッサージ店の注意事項

注意事項

 

隣のレストランがおすすめ

実は、このマッサージ屋さんは非常に人気がある。1時間近く待つこともざらだ。

マッサージ店の隣に「クルア・チュアンチョム(ครัวชวนชม)」という名前のレストランが併設されているので、待ち時間が長い場合、このレストランで過ごすということもでる。

このレストランで働いている女性も服役囚だが、会計は女性刑務官が担当している。このレストランで働く女性達は、会計係の刑務官が近くにいるので若干緊張気味だ。

 

チェンマイ女性矯正施設(Chiang mai Women Correctional Institution Vocational Center)内にあるレストラン

レストラン

 

また、施設内にはレストランの他に、受刑者が作った小物類を売るクラフトショップも併設されている。

 

チェンマイ女性矯正施設(Chiang mai Women Correctional Institution Vocational Center)内にあるクラフトショップ

クラフトショップ

 

マッサージの予約時間の3分ほど前までには食事を終え、受付をした建物の前に着くようにすればいいでだろう。

 

営業時間

チェンマイ女性矯正施設のマッサージ店の営業時間は

  • 月曜日~金曜日…午前8時から午後4時半
  • 土曜日、日曜日…午前9時から午後4時半

となっている。

市中の一般的なマッサージ店と大きく異なり、朝早く始まり、終わるのも早いので注意が必要だ。

マッサージを受ける場所は広く、大勢の女性が働いている。彼女たちのマッサージの技術は少なくとも平均以上である。だから安心して任せられるわけだ。

本当は「どうして刑務所に入ったの?」なんてことを聞いてみたいのだが、さすがに聞けるわけもない。しかし、普通に会話をしている限り、本当に極々一般の女性である。

 

【参考記事】 

www.apriori-eye.com