ざきログ

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【チェンマイ発】首長族の村を訪れるツアー

タイの北部と言えば「Hill Tribe」と呼ばれる山岳に住む少数民族が多く住むエリアである。チェンマイ(Chiang Mai)から山岳民族の村を訪れるツアーがいくつかあるが、中でもチェンライにある首長族(long neck women)の村へ行くツアーが人気だ。

何種類かのツアーがあるが、最も人気があるのが「チェンライ1日ツアー+首長族+メコン川ボートトリップ」というツアー。1日でチェンライやメーサイを含むチェンマイより北の主な見どころを回れるという非常に効率的なツアーだ。

このタイ北部の観光に便利なツアーを紹介してみたい。

 

 

チェンライ1日ツアー+首長族+メコン川ボートトリップの内容

このツアーは下記のコースを1日で回るスケジュールだ。ホテルまでの送迎付きである。

  • チェンライの温泉
  • ホワイトテンプル(ワット・ロン・クン)
  • ゴールデントライアングル
  • ラオスのドンサオ
  • メーサイ
  • 首長族の村

このツアーの他に「チェンライ1日ツアー」と「チェンライ1日ツアー&首長族」があるが、基本的には「チェンライ1日ツアー+首長族+メコン川ボートトリップ」と一緒のツアーで、訪問しない観光地では待機する形になっている。

例えば、「チェンライ1日ツアー」なら、他の観光客が首長族の村訪問とメコン川ボートトリップのアクティビティを行っている間は、その場で待機しているということだ。

 

ツアーで訪れる観光地の概要

各観光スポットを回る順番は、ツアー当日の状況により変わる。このツアーでは、チェンマイに戻って来るのは少々遅く、夜9時頃になる。

 

チェンライの温泉

チェンマイを出発し、最初に訪れるのがチェンライにある温泉である。

以前から土産物屋に囲まれている敷地だったが、中国人観光客の増加で土産物屋がかなり増築されている。

この温泉では足湯も楽しむことができる。滞在時間を考えるとあまりのんびりと浸かってられないが、念のため足を拭くタオルを持参するといいだろう。

 

チェンライの温泉で足湯を楽しむ観光客

足湯を楽しむ観光客

 

また、ここでは温泉で茹でた卵を安く買える。おやつとして買っておくといい。

 

チェンライの温泉で売っている温泉卵

温泉卵

 

ホワイトテンプル

ホワイトテンプル(White Temple)のタイ語の名称は、「ワット・ロン・クン(วัดร่องขุ่น)」だ。

ホワイトテンプルが建つ以前は、別のお寺がツアーに含まれていたが、ホワイトテンプル建設後、ツアーのコースに含まれるようになった。

 

チェンライにあるホワイトテンプル(White Temple)。タイ語の名称はワット・ロン・クン(วัดร่องขุ่น)

ホワイトテンプル

 

ホワイトテンプルは寺と呼ばれるが本当の寺ではない。チャルムチャイ・コーシッピパットというタイの芸術家が私財を投じて建てた、いわば芸術的な建造物だ。そのため、ホワイトテンプルには僧侶はいない。

本当のお寺かそうでないかは別にして、美しい建物であることには違いないので、一見の価値はある。また、敷地内には面白いオブジェが多くあり、とても楽しく過ごせる寺だ。

 

ゴールデントライアングルとラオス

ゴールデントライアングル(Golden Triangle)は、タイとミャンマー、そしてラオスの3ヶ国が接する地域。ここからボートに乗り、ラオスのドンサオ(Donsao)という所へ行く。

 

ゴールデントライアングルからラオスのドンサオ(Donsao)へ向かうボートに乗るツアー客

ラオスのドンサオへ向かうボート

 

ドンサオに着いたら入場料、あるいは入域料のようなものを支払い、小さな村の中に入る。ドンサオへ入村は正式な入国ではないので、パスポートにスタンプを押されることはない。

 

ラオスのドンサオにある入域料支払所

入域料を支払う

 

ドンサオには土産物屋と食堂しかなく、このツアーの観光客向けの村と言える。

蛇やサソリのお酒のような珍しい物も売っているが、村自体は狭く、あまり面白くはないのも事実だ。しかし、一応ラオスに行ったことにはなる。

 

ラオスのドンサオで売っている蛇やサソリのお酒

蛇やサソリのお酒

 

国境の街 メーサイ

メーサイ(Mae Sai)はミャンマーとの国境の街で、人の行き来が多く活気がある。また、ミャンマーに近いせいか、タナカとよばれる日焼け止めの白い粉を頬っぺたにつけた人が多い。

イミグレーションで手続きをすればミャンマー側へ行くこともできるが、ツアーの場合だと時間的に厳しい。

 

メーサイにあるタイ側のイミグレーション

イミグレーション

 

特に見るものはないので、ぶらぶらと店をのぞいたりして時間を過ごすことになる。メーサイでのおすすめは、国境のチェックポイントを正面にして右側にあるフルーツワインのお店だ。

1本100バーツ程度と安いのでお土産に買ってみるのもいいだろう。ジュースのように飲めるが、やはりアルコールなので酔っぱらうので要注意である。

 

タイのメーサイで売られている様々なフルーツのワイン

フルーツのワイン

 

首長族の村

首長族の村はタイ北部にいくつかあるが、このツアーではチェンライにある村を訪れる。観光地のための村と言えばそれまでだが、かつての文化を現在も見ることができるわけである。

この村には土産物屋が多く、首長族グッズも豊富だ。

 

首長族の村で売られている首長族をモチーフにしたお土産類

首長族のお土産

 

また、首長族をモチーフにした小物類以外に美しい織物なども売っている。

 

首長族の村で売られている美しいデザインの織布

美しい織布

 

首長族が通常使用する言語はタイ語ではないが、タイ語が通じる。また、子供でさえ簡単な英語を理解することができる。

小さな子供に英語を教えている母親と話をしてみると、「英語は重要だから」と言っていた。子供たちとタイ語で話すのも楽しいものだ。

 

首長族の村にいたかわいい女の子

首長族の女の子

 

ツアーの昼食

ツアーの料金には昼食も含まれており、途中でビュッフェスタイルのレストランに立ち寄る。

ツアー客用のレストランだが、料理の種類も多く、味も悪くはない。

 

首長族のツアーの途中で提供されるビュッフェスタイルの昼食

ビュッフェスタイルの昼食

 

ツアーの申し込み方

上記のツアーはCMランナーツアーで申し込むのがおすすめだ。チェンマイにある旅行代理店が同様のツアーを扱っているが、なぜか料金が高く設定されている場合が多いためである。

また、他の旅行代理店では「最低2人以上の参加」が条件の所が多いですが、CMランナーツアーでは1人での参加が可能なので、1人旅の場合は重宝する。

CMランナーツアーでは、日本に居ながらツアーの申し込みができ、支払はチェンマイ到着後、CMランナーツアーのオフィスにてクレジットカードでの決済が可能だ。

日本で支払いを済ませたい場合は、日本の銀行に送金するという形で決済できるので非常に便利である。もちろん、日本円での送金となる。

下記のCMランナーツアーのウェブサイトから申し込みをすることができる。支払方法等も記載されているので参照のこと。

 

【CMランナーツアーのウェブサイト】

チェンマイツアー情報

 

首長族に関する映像

現在では首長族の写真や動画も多く、秘境という感じでもない。ナショナルジオグラフィックが作成した映像はクオリティも高く、おすすめの動画だ。

 

【Why Do These Women Stretch Their Necks?】

 

ナショナルジオグラフィックの動画以外にも、YouTubeで様々な動画を見ることができる。タイのテレビ局の番組が作成した動画の方が親しみやすいかもしれない。

 

【อึ้ง!!! กะเหรี่ยงคอยาวถอดห่วงครั้งแรกในรอบ 10 ปี!!】