東京の調布市は、漫画家の水木しげるが長年住んでいた所でもあり、ゲゲゲの鬼太郎ゆかりの地である。鳥取県の境港市ほど大々的なものではないが、鬼太郎や妖怪のモニュメント等を見ることができる。
鬼太郎の街・調布市の妖怪にちなんだ見どころを紹介してみたい。
鬼太郎ひろば
鬼太郎ひろばは、地元の人たちの児童用の公園である。それほど敷地は広くはないが、子供たちが元気よく遊んでいる。
鬼太郎ひろばにはゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪の像がある。
妖怪たちはモニュメントだけではなく、一部は遊具になっている。
下のぬりかべの遊具は、小さな子供がちょっとしたボルダリングで遊べるようになっている。
鬼太郎のいる天神通り商店街
調布駅から深大寺へ向かう途中にあるのが、鬼太郎や妖怪のモニュメントがある鬼太郎のいる天神通り商店街だ。
天神通り商店街はそれほど長い通りではないが、鬼太郎とゲゲゲの妖怪たちのモニュメントが繁華街にアクセントを与えている。
一反木綿と猫娘の組み合わせなどは、かなりレアなのではないだろうか。
鬼太郎茶屋
調布駅から天神通り商店街を抜け、ずっと歩いて行くと深大寺があり、その門前に鬼太郎茶屋がある。
少し距離はあるが、歩いて行けないというほどではない。歩くのが嫌なら調布駅から深大寺の前までバスも出ている。
鬼太郎茶屋とは
鬼太郎茶屋は、妖怪ショップと妖怪喫茶、そして妖怪ギャラリーの3つの施設がある建物だ。
鬼太郎茶屋の屋根の上に大きな鬼太郎の下駄があり、外壁には妖怪が描かれている。
鬼太郎茶屋の建物は、なかなか雰囲気のある作りになっている。店の横にあるゲゲゲの鬼太郎のメジャーな妖怪が描かれた車も面白い。
鬼太郎茶屋の前には、時折妖怪が現れ、一緒に写真撮影をすることも可能だ。
妖怪グッズが楽しい妖怪ショップ
妖怪ショップはゲゲゲの鬼太郎のキャラクターグッズを売っているお店である。決して広いとはいえない店内に妖怪グッズが並んでいる。
鬼太郎茶屋オリジナルのグッズもあるらしい。
人気の妖怪喫茶
妖怪ショップの奥に妖怪喫茶があり、妖怪を模した甘味などを提供している。
妖怪ショップ同様、こちらも中は広くはなく、席数も少ない。人気があるので、週末などには行列ができることもある。
妖怪喫茶の利用方法は、入り口付近に掲示されている。要はとりあえず並び、席が空いたら勝手に座ることだ。店員が席を案内することはない。
たくさんの妖怪に会える妖怪ギャラリー
妖怪ショップの隣にあるのが妖怪ギャラリーだ。妖怪ギャラリーは、鬼太郎茶屋の2階を使った妖怪の展示館である。
妖怪ギャラリーへ入るには入場料を払うが、入場券を買う窓口があるわけではない。見学者が自ら鬼太郎の家に入場料を入れるという、信頼方式をとっている。
妖怪ギャラリーには妖怪のミニチュアなどが展示されている。
妖怪ギャラリーには鬼太郎が描かれたベンチが置いてある癒しのデッキがある。
鬼太郎のちゃんちゃんこなどの小物があり、それらを使って記念撮影ができる。
鬼太郎茶屋のウェブサイト
深大寺の魅力
鬼太郎茶屋がある深大寺は、木々に囲まれており、緑豊かな所にある。新宿から少し電車に乗った所にあるとは思えないほど、のどかな雰囲気のする一角だ。
そのせいか、深大寺は地方の由緒あるお寺という感じがして、ちょっとした旅をしている気分を味わうことができる。
また、深大寺は、参道、あるいは門前の雰囲気もいい。趣のある店構えの飲食店や土産物屋が並び、これまた旅情を感じさせてくるのだ。
鬼太郎と妖怪たちとの出会いを兼ねて、調布にある深大寺へ行ってみるのも有意義な休日の過ごし方かもしれない。
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