大分県の臼杵市と言えば磨崖仏マニアなら是非訪れたい臼杵石仏だろう。また、赤猫で有名な福良天満宮や城下町を偲ばせる二王座歴史の道などの名所がある。
臼杵市の主な観光名所を1日で回るプランを紹介してみたい。
臼杵を1日で回るプラン
臼杵市観光は、大分駅を発着するプランは
大分駅前 → 臼杵石仏 → 福良天満宮 → 二王座歴史の道 → 八町大路 → 臼杵城跡 → 臼杵駅 → 大分駅
というような感じなる。大分駅前から臼杵石仏まではバス、臼杵駅から大分駅は電車を利用する。
最初に大分駅から臼杵駅というコースも考えられるが、臼杵石仏から大分駅前へ行くバスの最終便は早いのでリスクが大きい。最初に臼杵石仏へ行った方が無難である。
モデルコース
臼杵石仏
大分駅前で乗ったバスを臼杵石仏のバス停で下車する。バス停の後方に見える建物にチケット販売の窓口がある。また、この建物は休憩所にもなっている。
小川沿いを歩いて行くと臼井石仏の入口があるので、チケットを見せ入場する。てくてくと歩いて行くとホキ石仏第二群がある。臼杵石仏の最大の見所だ。
古園石仏(ふるぞのせきぶつ)と呼ばれる場所には仏頭のレプリカが展示されている。ここではリストラ除けのご利益があるそうだ。
古園石仏は高台になっており見晴らしがいい。ここから遠くにお寺が見えるはずである。この寺が満月寺(まんがつじ)だ。
臼杵石仏を見て帰ってしまう人が多いが、この寺にも石仏があるので立ち寄ってみよう。
臼井石仏の見学に要する時間は1時間程度見ておくといいだろう。
【臼杵石仏のウェブサイト】
臼杵石仏から土橋へ
臼杵石仏から福良天満宮へ行くには、臼杵石仏からバスに乗り、土橋(どばし)というバス停で降りる。乗車の際、運転手に土橋に行くか確かめた方がいいだろう。
バス停から福良天満宮へ行く途中に上臼杵駅がある。
福良天満宮
福良天満宮は赤猫の神社である。境内には赤い招き猫が飾られている。猫の顔をした絵馬がかわいい神社だ。
福良天満宮については下記の記事を参照してほしい。
二王座歴史の道から八町大路
福良天満宮から歩いて二王座歴史の道に入る。二王座は「におざ」と読む。古い家が並ぶ風情のある町並みが続く。
八町大路は臼井石仏と並ぶ観光スポットだろう。古い商店が並ぶ、食べ歩きが楽しい所だ。
八町大路の目玉はソフトクリーム巡りである。醤油味や味噌味のソフトクリームの味比べをするというものだ。
【八町大路のウェブサイト】
臼杵城跡
八町大路を抜けると左手に臼杵城跡がある。キリシタン大名大友宗麟により築かれた城だ。
臼杵駅
臼杵城跡の前の商店街を進み、突き当りを右に曲がると臼杵駅に到着する。
駅前には石仏が設置されている。夜にはライトアップされるようだ。
また、駅のホームにも仏頭が展示されている。
見逃せないのは臼井駅の駅標である。「うすき」の「すき」の個所をハートにした駅標だ。
後は電車に乗り、大分駅に戻る。臼杵駅の近くに高校があるので、朝夕は電車を利用する生徒で少々混雑するかもしれない。
臼杵観光のポイント
公共の交通機関を利用し大分駅と臼杵市を結ぶバスや電車、あるいは臼杵市内を運行するバスの便は少ない。臼杵市の観光名所を回るポイントは、あらかじめバスと電車の時刻を十分に調べておくことに尽きるだろう。
【臼杵市観光情報協会のウェブサイト】