倉敷市の児島は国産ジーンズの発祥の地である。その児島で作られたデニム製品を倉敷美観地区で販売しているのが倉敷デニムストリートだ。
倉敷川のほとりにある倉敷デニムストリートについて紹介してみたい。
ちょっとおしゃれな倉敷デニムストリート
倉敷川沿いを歩いていると巨大なソフトクリームがあることに気付く。ソフトクリームの形をした看板だ。ソフトクリームは薄い青色で「デニムソフト」とあり、薄い青色はデニムの色ということが分かる。
このデニムソフトの看板がある所が倉敷デニムストリートである。
派手なソフトクリームの看板があるものの、倉敷デニムストリートは決して倉敷美観地区の景観を壊すことはない。むしろ古い町並みに溶け込んでいるといえよう。
おそらくこれはデニムの色に関係があるのかもしれない。青い色はジャパニーズ・ブルーの藍色に似ている。そのため落ち着いた印象を与えるのだろう。
倉敷デニムストリートは、本当に狭い一角であるが、一応、壁には地図が貼ってある。それほど必要性のない地図だが、むしろ装飾に重きを置いているのだろう。
インスタ映えする小道具
倉敷デニムストリート内にはインスタ映えする小道具が置いてある。
まず、ベンチがジーンズ風になっている。おそらく、元は何の変哲もない青いベンチだったのだろうが、デニム風にするだけでグッとおしゃれになる。
そして、壁に取り付けられたドアにはリース(花輪)が飾られている。このリースはデニムの生地で作られており、本物の花ではない。
最も人気があるのがハート型の飾り物で、ここで写真を撮る人が多い。このハートもデニム製だ。
なぜか星野仙一記念館が
倉敷デニムストリートの奥には、この一角にはそぐわないようなものがある。星野仙一記念館だ。倉敷デニムストリートの店舗の1つの2階にある。
最初は「どうして、こんな所に?」と驚くかもしれないが、星野仙一記念館のエクステリアは控えめで、それほど違和感はない。
また、記念館の前には故・星野仙一氏のブロンズ像もある。星野仙一ファンなら倉敷デニムストリートへは必ず行くべきだろう。
デニムフードにトライ
倉敷デニムストリートは、デニム製の衣料品や小物を販売する店舗であるが、テイクアウト用の食品も売っている。
デニムフードのメニュー
倉敷デニムストリートで販売されている食品のメニューは
- デニムソフト
- デニムまん
- デニムバーガー
- デニムスカッシュ
- デニムタピオカ
などで、全てのメニューに「デニム」の文字がある。
デニムまんにびっくり!
メニューの写真を見て驚くのがデニムまんとデニムバーガーだ。アメリカのお菓子のようで、食欲が減退しそうな色合いをしている。
デニムまんの方は、店頭に山になったデニムまんのサンプルがあり、「買う人いるのかな?」と思ってしまうが、話の種に食べてみたいという気持ちもあるのは確かだ。
デニムソフトは爽やかなソーダ味
デニムソフトはソーダ風の爽やかな味がするソフトクリームだ。暑い日ならデニムソフトでホッと一息つけるだろう。
デニムストリートでおすすめの一品だ。
倉敷デニムストリートの地図