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【伊勢神宮】中部国際空港から高速船でお伊勢参り

中部国際空港は、通称セントレア(Centrair)と呼ばれる、愛知県の常滑市にある空港である。この空港でトランジットのため長い時間空いてしまう場合や、前後泊のため空港周辺のホテルに宿泊する時などは、近辺の観光に出かけてみるのもいい。

セントレアから日帰りできる所は結構ある。名古屋へ行ってもいいし、常滑市の散策も面白い。また、紅葉の季節なら香嵐渓もある。空港からちょっと離れている印象もあるが、伊勢神宮にも行けるのだ。

セントレアから高速船に乗ってお伊勢参りというのも、このような機会でもなければ体験できないだろう。トランジットの時間を利用してお伊勢参りをする気力があるなら、是非おすすめしたいコースだ。

ここではセントレアから伊勢神宮のある伊勢市駅までの行き方を紹介してみたい。

 

 

中部国際空港セントレアに到着したら案内板に注目

乗り継ぎに便利な中部国際空港

セントレアはコンパクトな作りになっており、利用者にとっては乗継などが楽な空港である。国内線と国際線の乗継にセントレアを利用すると、あまりにも楽なので驚いてしまうだろう。また、案内板や表示板も随所に設置され、空港内で迷うこともない。

 

まずはアクセスプラザへ

セントレアから高速船に乗るには、空港に到着したら「アクセスプラザ」へ向かう。アクセスプラザは、電車やバス、高速船等を含めた公共の交通機関の乗り場がある所である。 

 

中部国際空港にあるアクセスプラザの方向を示す案内板

アクセスプラザの案内板

 

アクセスプラザから高速船乗り場へ

アクセスプラザに着くと「高速船のりば」と書かれた案内があるので、その方向へ向かう。 

 

中部国際空港の高速船のりばの案内

高速船のりばの案内

 

高速船のりばはコンフォートホテルがある方向にある。しばらく歩くと地上へ出る階段があるので、そこを降りると高速船のチケット売場があるターミナルビルが見える。

 

中部国際空港の高速船乗り場へ行く通路

高速船乗り場へ行く通路

 

津エアポートラインのターミナル

乗船券の購入

乗船する高速船は「津エアポートライン」という会社の船である。ターミナルビルでチケットを購入するが、クレジットカードが使えるので便利だ。チケットを購入したらターミナルビル内や周辺で乗船時間になるまで待機する。

 

津エアポートラインのターミナルビルに到着

ターミナルビル

 

乗船時間になったら高速船の乗り場へ向かい、スタッフの指示に従って乗船する。

 

津エアポートラインの乗船場

乗船場

 

ゆったりした座席の高速船

高速船には特別室があるが、それ以外は自由席である。座席の間隔に余裕があり、ゆったりとしている。セントレアから「津なぎさまち」までは約45分で着くので、十分過ぎるほど快適な座席だ。 

 

津エアポートライン「カトレア」の船内

高速船の船内

 

津エアポートラインのウェブサイト

津エアポートライン

 

津なぎさまちからバスと電車を乗り継いで伊勢市駅へ

高速船に乗って約45分後、船は「津なぎさまち」のターミナルに到着する。ターミナルビルは、意外と大きい建物だ。

 

津なぎさまち(津新港)のターミナルビル

津なぎさまちのターミナルビル

 

津なぎさまちからは、バスでJR津駅に行き、電車に乗り換え伊勢市駅に向かう。1番心配なのが、津なぎさまちでのバスの接続である。ターミナルから津駅に行くバスは1時間に1便しかない。

 

津駅へ行くバスの停留所

バスの停留所

 

バスは高速船の到着に合わせて出発するものの、それほど時間的な余裕がない。津なぎさまちのターミナルからJR津駅までは2Kmちょっと。「バスに乗り損ねたら歩いて行くか」と思っていたが、その心配は無用だった。バスは船の到着に合わせて出発するので、決して焦る必要はない。

バスがJR津駅に着いたら、後は電車に乗り、伊勢神宮外宮の最寄り駅の伊勢市駅に行くだけだ。

 

津駅行きの青と白のバス

津駅行きのバス

 

伊勢市駅に到着。大きな荷物は手荷物預かり所へ

JR津駅からは、普通、快速、あるいは特急のどの電車に乗るかにもよるが、30分から1時間弱で伊勢神宮のある伊勢市駅に到着する。伊勢市駅の伊勢神宮側の出口を出ると鳥居が見え、お伊勢参りに来たという実感が湧いてくるだろう。

 

伊勢市駅前の鳥居

駅前の鳥居

 

大きい荷物がある場合は駅を出た左手に手荷物預かり所があるので、そこに預けるといいだろう。また、自転車を借りることができるが、伊勢神宮の外宮に行くためにバスに乗るので、かえって邪魔になるかもしれない。

 

伊勢市駅の手荷物預かり所

手荷物預かり所

  

伊勢市駅手荷物預かり所に関するウェブサイト

手荷物預かりサービス&宿泊施設までの配送サービス

 

外宮参道を歩いて伊勢神宮外宮へ

伊勢市駅前にある鳥居を抜けると、伊勢神宮の外宮まで続く外宮参道がある。この参道は、電車を利用して伊勢神宮へ行く場合、必ず通る道であるが、この通りで見逃せないものを2つ紹介してみたい。

 

風情のある山田館

外宮参道を歩いていると、淡いピンク色という変わった色合いの建物が目に入る。このレトロな建物は「山田館」という旅館である。山田館は外宮参道のシンボル的な存在で、創業から100年ほどの老舗の旅館だ。

 

旅館「山田館」の古い建物

山田館

 

伊勢せきや本店前の柄杓童子

伊勢神宮の外宮に近い所に「伊勢せきや本店」がある。せきやは1階が土産物屋で、2階が食事処になっている。2階は喫茶店の雰囲気で、飲み物だけでも利用できるので、お伊勢参りが終えてから休憩するのにちょうどいいお店だ。

 

伊勢せきや本店の暖簾がかかっている入口

伊勢せきや本店

 

この伊勢せきや本店の前に、「柄杓童子(ひしゃくどうじ)」という彫刻がある。子供が乗っている動物は犬である。お伊勢参りに行けない人が、代わりに犬を行かせた話は有名であるが、お伊勢さんの犬をモチーフにしている。

どこか見覚えのある、親しみを感じる彫刻だが、何を隠そう、あの奈良の「せんとくん」を制作した籔内佐斗司(やぶうちさとし)氏の作品なのである。「ここで籔内作品が見れるとは!」と、ちょっと得した気分になる。

 

藪内左斗司の作品「柄杓童子(ひしゃくどうじ)」

柄杓童子

 

伊勢せきやのウェブサイト

www.sekiya.com

 

セントレアからのお伊勢さん。高速船にするか、それとも電車にするか

セントレアから伊勢市まで津エアポートラインの高速船を利用した場合のアクセスを紹介してみたが、空港から津まで高速船に乗るからといって、空港から伊勢市まで全て電車で行くのと比べて、格段に時間が短縮されるというものでもない。

あくまでも、少し変わった経路で伊勢神宮に行ってみたい、あるいは往復とも同じ経路はいや、という方向けのアクセス方法である。

 

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