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なぜか虜になってしまう岩下の新生姜ミュージアム

栃木県に岩下食品株式会社が運営する「岩下の新生姜ミュージアム」という施設がある。身近な食品である生姜に関する真面目な博物館かなと思うかもしれないが、そうではない。

岩下の商品に馴染んでもらうことを目的にしているのか、楽しいミュージアムになっている。この生姜のミュージアムについて紹介してみたい。

 

 

栃木駅から歩いて行けるミュージアム

岩下の新生姜ミュージアムは、栃木駅から徒歩で10分ちょっとの所にある。

駅の方から大通り沿いを歩いて行くと、「NEW GINGER MUSEUM」というど派手なピンク色の文字が見えてくる。

文字の色は派手ではあるが、歩道に沿って立つ塀は、古い、由緒あるお屋敷を感じさせる造りだ。

 

栃木県にある岩下の新生姜ミュージアムの看板

岩下の新生姜ミュージアム

 

ミュージアムの敷地に入ると、ピンク色をした巨大な生姜が待っている。

ミュージアムの建物は落ち着いており、伝統的な感じがするが、ピンクの生姜に衝撃を受け、霞んでしまうようだ。

岩下の新生姜ミュージアムの入場料は無料であるが、入場の際にアンケートのようなものに記入する必要がある。

 

栃木県にある岩下の新生姜ミュージアムの建物の外観。ピンク色をした大きな生姜のモニュメントがある

岩下の新生姜ミュージアムの建物

 

ピンク色だらけのミュージアム

とりとめのない展示物

岩下の新生姜ミュージアムの魅力は、無秩序さにあるのかもしれない。

ミュージアムの中は、岩下の主力商品である「岩下の新生姜」の色であるピンク色に統一されているものの、そこに展示されているものには全く統一感を感じられない。

いきなり、入り口正面にピンク色のスクーターがあったりする。

 

岩下の新生姜ミュージアムに展示されているピンク色のスクーター

ピンク色のスクーター

 

また、えいがのおそ松さんとコラボをしたということで、下の写真のような展示もある。

 

岩下の新生姜ミュージアム内に展示されているえいがのおそ松さん

えいがのおそ松さん

 

ミュージアムには、所々にピンク色のかわいいぬいぐるみが置いてあるが、それはアルパカである。

岩下の新生姜ミュージアムでは、「岩下の新生姜アルパカ」という名前のアルパカのぬいぐるみをミュージアムグッズとして販売しているのだ。

 

岩下の新生姜ミュージアム内に展示されている岩下の新生姜アルパカというぬいぐるみ

岩下の新生姜アルパカ

 

岩下は、岩下の新生姜以外にも食品を販売している。その内の1つが「岩下漬けの素」である。これは、新生姜の漬け液で、浅漬けの素のようなものである。

その漬け液に野菜などを漬けて食べるとおいしいのだが、ミュージアムには岩下漬けの素に漬けたダチョウの卵も展示している。

 

岩下の新生姜ミュージアムに展示されているウズラの卵とダチョウの卵、ニワトリの卵の岩下漬け

卵の岩下漬け

 

ジンジャー神社

岩下の新生姜ミュージアムには、生姜を祀った神社もある。神社にも生姜のデザインが施され、当然色もピンク色だ。

この突拍子もないところが岩下の新生姜ミュージアムの良さだろう。

 

岩下の新生姜ミュージアム内にある生姜を祀るジンジャー神社

ジンジャー神社

 

ちょっとやばい岩下の新生姜ペンライト

岩下の新生姜ミュージアムに展示されているものの内、最も奇妙なものが「岩下の新生姜ペンライト」だ。

かつてミュージアムグッズとして販売していたものらしいが、生姜のデザインといえばそうではあるが、形があまりにも卑猥だ。

 

岩下の新生姜ミュージアムに展示されている生姜の形をした岩下の新生姜ペンライト

岩下の新生姜ペンライト

 

著名人もよく訪れるミュージアム

なぜかよく分からないが、岩下の新生姜ミュージアムには有名人もたくさん訪れているようで、壁には数多くの著名人のサインが飾られている。

 

ダニエル・ビダル

数々の著名人のサインがある中で、特に驚くのが「オーシャンゼリゼ(Les Champs-Élysées)」を歌ったフランス人歌手のダニエル・ビダル(Danièle Vidal)のサインがあることだ。

「なぜダニエル・ビダルのサインが岩下の新生姜ミュージアムにあるのか?」という疑問が湧くのは当然だろう。

 

「オーシャンゼリゼ(Les Champs-Élysées)」を歌ったフランス人歌手のダニエル・ビダル(Danièle Vidal)のサイン

ダニエル・ビダルのサイン

 

しかし、それもそのはず、ダニエル・ビダルは、このミュージアムでコンサートを行ったことがあるのだ。

 

「オーシャンゼリゼ(Les Champs-Élysées)」を歌ったフランス人歌手のダニエル・ビダル(Danièle Vidal)のコンサートを告知するポスター

ダニエル・ビダルの写真

 

彼女は日本語でも「オーシャンゼリゼ」を歌っているが、違和感のない完璧な日本語である。フランス語と日本語とでは印象が違うので、YouTubeで聴き比べてみてほしい。

 

岩下の新生姜ミュージアムでのミニコンサート

 

有名人にちなんだ展示物

ミュージアムには、著名人とコラボした際のグッズなども展示されている。

それらの中には、「ダメよーダメダメ」で一世を風靡した日本エレキテル連合が、ミュージアムに寄贈したTシャツもある。

これは、日本エレキテル連合が単独ライブを行った際、岩下がスポンサーになったからだろう。

 

岩下の新生姜ミュージアムに展示されている日本エレキテル連合のピンク色のTシャツ

日本エレキテル連合のTシャツ

 

岩下が後援した単独ライブで、日本エレキテル連合の2人は声優アイドルに扮し、「にゅ〜じんじゃあ」というユニットを結成した。

声優アイドルユニット「にゅ〜じんじゃあ」が歌ったのが『JIN☆JIN☆じんじゃあ』という歌で、岩下の新生姜のPRのような歌詞になっている。

 

にゅ〜じんじゃあ「JIN☆JIN☆じんじゃあ」のMV

 

カフェニュージンジャー

ミュージアム内には、岩下の新生姜を使った料理やドリンクを提供するカフェもある。

カフェ利用者は岩下の新生姜と、同じく岩下の商品であるオリーブを浅漬けにした「オリーチェ」が食べ放題となる。

 

岩下の新生姜ミュージアム内にあるカフェニュージンジャー。食事もできる

カフェニュージンジャー

 

ミュージアムショップ

ミュージアムには、それほど広くはないが、ミュージアムショップがある。ここで岩下が販売している食品を購入することができる。普段、スーパーマーケットでは見ないような商品もあるので要チェックだ。

また、食品以外にもいろいろなミュージアムグッズを売っている。「岩下の新生姜ペンライト」でも分かるように、かなり攻めたグッズもあるので、見るのが楽しいミュージアムショップである。

 

岩下の新生姜ミュージアムのウェブサイト

shinshoga-museum.com

 

蔵の街・栃木

栃木市は蔵の街としても有名で、市街地を流れる巴波川(うずまがわ)沿いは美しい町並みである。また、短い距離ではあるが、巴波川では遊覧船に乗船することもでき、船から町並みを眺めることもできる。

毎年3月中旬から5月上旬に開催される「うずまの鯉のぼり」の時が、蔵の街を訪れるのに最もおすすめの時期である。巴波川に色とりどりの鯉のぼりがなびく景観は素晴らしいものだ。

そして、蔵の街を散策した後に、岩下の新生姜ミュージアムに立ち寄ってみるのもいいだろう。