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【ひたちなか海浜鉄道】北アイルランドのような酒列磯前神社の樹叢

ひたちなか市には「酒列磯前神社」という、ちょっと読み方が難しい神社がある。「酒列磯前神社」は「さかつらいそざきじんじゃ」と読むが、最初から正しく読める人は滅多にいないだろう。

この酒列磯前神社は、樹叢(じゅそう)が美しい神社だ。樹叢とは自生した樹木が密生している林地で、酒列磯前神社の参道は神秘的な樹叢に囲まれている。

 

 

ひたちなか海浜鉄道の旅

ひたちなか海浜鉄道は、勝田駅と阿字ヶ浦(あじがうら)駅を結ぶローカル線である。ひたちなか海浜鉄道の勝田駅は、JR勝田駅の中にあり、乗車する際には、一旦JRの改札口を通らなくてはならない。このようなケースは、ローカル線を運営する私鉄にはよくあることである。

勝田駅の1番線がひたちなか海浜鉄道の乗り場である。乗車券は乗り場入り口で購入するが、勝田駅から終点の阿字ヶ浦駅まで往復するのなら、「湊線1日フリー切符」を購入するとお得だ。

 

ひたちなか海浜鉄道の勝田駅の入り口

ひたちなか海浜鉄道 勝田駅

 

ひたちなか海浜鉄道の車両はワンマンで、無人駅で乗降車する場合は、運転手席の後ろ(1番前)のドアしか開かないので注意する必要がある。とは言っても、列車は1車両なので慌てることもないだろう。

 

ひたちなか海浜鉄道のうさぎの絵でラッピングされた車両

ひたちなか海浜鉄道の車両

 

ひたちなか海浜鉄道のウェブサイト

ひたちなか海浜鉄道株式会社

 

那珂湊駅で途中下車

ひたちなか海浜鉄道沿線沿いの観光スポットは、那珂湊(なかみなと)駅と阿字ヶ浦駅周辺にある。

 

猫の絵が描かれた駅名標

ひたちなか海浜鉄道の各駅の駅名標は、それぞれ独自のデザインになっており、各駅の駅名標を見るのも楽しみの1つである。

那珂湊駅では電車と猫を取り入れたデザインの駅名標となっている。

 

那珂湊駅の猫の絵が描かれている駅名標

那珂湊駅の駅名標

 

那珂湊駅のホームのベンチには、なぜか河童が座っている。また、駅の待合室にも河童の人形が飾られている。河童の由来はよく分からない。

 

那珂湊駅のホームにあるベンチに座っている河童の人形

駅のホームにいる河童

  

銚子電鉄と姉妹提携しているひたちなか海浜鉄道

那珂湊駅は有人駅で、ひたちなか海浜鉄道の各駅の中では最も大きい駅である。

 

ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅の外観

那珂湊駅

 

また、那珂湊駅では、銚子電鉄の名物である「ぬれ煎餅」を売っている。ひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄は姉妹鉄道だからである。

 

ひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄は姉妹鉄道

銚子電鉄は姉妹鉄道

 

参考記事

www.apriori-eye.com

 

駅猫がいる那珂湊駅

那珂湊駅の駅舎には、猫の写真を始め、猫に関連した物が展示されている。その理由は、那珂湊駅には駅猫がいるからである。那珂湊の駅名標に猫が使われているのも、それが理由であろう。

 

那珂湊駅の待合室に飾られている猫の写真

猫の写真

 

この駅猫は、「おさむ」という名前の黒猫である。しかし、2019年6月23日に、おさむは推定年齢17歳で生涯を終えた。現在、那珂湊駅にはおさむの遺影が置かれている。

 

那珂湊駅の駅猫だった黒猫の「おさむ」

駅猫おさむ

 

おさむはい亡くなってしまったものの、「ミニさむ」という名前の駅猫がおり、那珂湊駅のホームの端にはミニさむ用のえさ置場がある。

 

那珂湊駅にある駅猫の「ミニさむ」のためのえさ置き場

ミニさむの指定席

 

駅猫おさむの参考記事

bunshun.jp

 

新鮮な魚を求めてお魚市場へ

那珂湊での外せない観光スポットといえば「お魚市場」だろう。駅舎を出る前に「みなとまちなか漫遊MAP」という観光マップをもらっておくと便利だ。

 

那珂湊駅にある観光マップ

観光マップ

 

那珂湊駅の駅舎を出ると観光スポットを方向を案内する道標があるので、お魚市場の方へ歩いて行こう。

 

那珂湊駅前にある観光スポットの案内

観光スポットの案内

 

お魚市場は、複数の業者が出店している大きな魚売り場である。ここに買い付けに来る客も多く、活気のある市場である。珍しい魚介類もあり、見ているだけでも楽しい所だ。

 

那珂湊駅から徒歩10分ほどの所にある活気があるお魚市場

活気があるお魚市場

 

お魚市場に出店している業者は飲食店も経営しており、新鮮な海の幸を使った料理を食べることができる。特にお昼時にはランチのセットメニューがあり、海鮮料理をお得に提供している。

 

お魚市場の食堂の食品サンプル

お魚市場の食堂

 

酒列磯前神社がある阿字ヶ浦駅

無人駅の阿字ヶ浦駅

阿字ヶ浦駅はひたちなか海浜鉄道の終点の駅で、那珂湊駅くらいの規模の駅かと想像していたが、予想とは裏腹に、無人駅で駅舎も小さい。駅前には小規模なロータリーがあるが、タクシーが止まっているわけでもない。

 

無人駅の阿字ヶ浦駅

阿字ヶ浦駅

 

阿字ヶ浦駅の駅名標は派手なピンク色で、温泉のマークとアンコウなどが描かれている。

 

ピンク色の文字で書かれた阿字ヶ浦駅の駅名標

阿字ヶ浦駅の駅名標

 

いざ酒列磯前神社へ

阿字ヶ浦駅から酒列磯前神社へはバスもあるが、便が少ないので徒歩で行くことを念頭に予定を立てておいた方がいいだろう。駅から神社までは、歩いて15分ほどだ。

駅の横に踏み切りがあり、その道路を道なりに歩いて行けばいいだけなので、迷うことはない。

 

酒列磯前神社の方向を示す茶色の道標

酒列磯前神社の道標

 

ずっと歩いていると鳥居が見えてくるが、そこが酒列磯前神社である。鳥居をくぐるとすぐに樹叢の生い茂った道になる。

 

酒列磯前神社と描かれた鳥居

酒列磯前神社の鳥居

 

ここは北アイルランドのダークヘッジか?

酒列磯前神社の樹叢(じゅそう)は神秘的である。中には樹齢300年を超える古木もあり、学術的にも貴重だそうだ。

 

酒列磯前神社の木々が生い茂った樹叢

酒列磯前神社の樹叢

 

実は、酒列磯前神社の樹叢の風景は、北アイルランドのダークヘッジ(The Dark Hedges)にそっくりなのである。ダークヘッジは北アイルランドにある並木道だが、テレビドラマのゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)のロケ地になってからは人気の観光地となり、ベルファストなどからもツアーも催行されている。

 

北アイルランドのダークヘッジ

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あまりにも雰囲気が似ているので、始めて酒列磯前神社の樹叢の写真を見た時には、ダークヘッジと勘違いしてしまったものだ。

 

国営ひたち海浜公園の最寄駅

阿字ヶ浦駅は春のネモフィラや秋のコキアで人気のある国営ひたち海浜公園の最寄り駅でもある。繁忙期には、阿字ヶ浦駅からひたち海浜公園まで、無料のシャトルバスが運行されるが、徒歩でも20分ほどの距離である。

ネモフィラの時期には駐車場が混み、容易に車を駐車することができない。勝田駅からバスに乗る方法もあるが、阿字ヶ浦駅からひたち海浜公園へ徒歩で行くという選択肢もありだと思う。

 

酒列磯前神社の地図